ロリポップ vs XServerを両方実際に使って比較|WordPressならどっち?

WordPressを始めようとすると、かなりの確率で候補に挙がるのが、
ロリポップ!
と
XServer(エックスサーバー)
です。
どちらも国内ではよく知られたレンタルサーバーですが、
「料金が安いのはどちら?」
「WordPress初心者にはどちらが簡単?」
「医院ホームページなら?」
「ブログ・アフィリエイトなら?」
と迷う方も多いと思います。
私は現在、
実際の歯科医院ホームページ
→ ロリポップ
Digital Field Lab
→ XServer
という形で、両方をWordPressで利用しています。
この記事では公式スペックを並べるだけではなく、実際に両方を使った立場から、違いと選び方をまとめます。
※料金・仕様は2026年10月時点の公式情報を確認して記載しています。キャンペーン等によって変更されるため、契約前には公式サイトをご確認ください。
結論:どちらも使える。ただし向いている人が少し違う
先に私の結論を書くと、
費用を抑えながらWordPressを運用したい
→ ロリポップ
新規でWordPressを始め、設定をできるだけまとめて済ませたい
→ XServer
という印象です。
私自身、歯科医院のホームページはロリポップで運用を続けています。
一方、新しくDigital Field Labを立ち上げる際には、あえてXServerを選びました。
理由は、
「どちらか一方しか知らない状態ではなく、実際に両方を使って比較したかった」
ということもあります。
今回比較するプラン
比較対象は、私が実際に利用しているクラスに合わせて、
ロリポップ:スタンダード
XServer:スタンダード
とします。
2026年10月時点の主な仕様は次の通りです。
| 項目 | ロリポップ スタンダード | XServer スタンダード |
|---|---|---|
| 12か月契約の月額換算 | 957円 | 1,100円 |
| 36か月契約の月額換算 | 605円 | 990円 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 容量 | 450GB SSD | 500GB NVMe SSD |
| 独自ドメイン | 300個 | 無制限 |
| データベース | MySQL 100個 | 無制限 |
| 転送量 | 無制限 | 無制限 |
| WordPress | 対応 | 対応 |
| 電話サポート | あり | あり |
| 無料自動バックアップ | スタンダードは対象外 | 14日分 |
ロリポップの現行スタンダードはSSD 450GB、独自ドメイン300、MySQL 100、WordPress対応。XServerスタンダードはNVMe SSD 500GB、独自ドメイン・データベースとも無制限です。
数字だけを見るとXServerの方が余裕がありますが、一般的な医院ホームページ1サイトを運営する程度で、これらの上限を使い切るケースはそれほど多くないと思います。
料金はロリポップが安い
サーバー費用を重視するなら、ロリポップはかなり魅力があります。
2026年10月時点では、スタンダードの通常料金は、
12か月:957円/月換算
36か月:605円/月換算
です。
XServerスタンダードの通常料金は、
12か月:1,100円/月
36か月:990円/月
です。
したがって、長期契約の通常価格を比較すると、ロリポップの方が安く運用できます。
医院ホームページのように、
大きなアクセス急増を想定しておらず、長期間安定して維持したい
という用途では、ランニングコストの差は無視できません。
WordPressの始めやすさはXServerが分かりやすかった
今回Digital Field LabをXServerで立ち上げる際には、
WordPressクイックスタート
を使用しました。
これが非常に簡単でした。
申込時に、
- サーバー契約
- 独自ドメイン取得
- ドメイン設定
- WordPressインストール
- SSL設定
までまとめて行えます。
今回のDigital Field Labでも、
XServerを申し込む
↓
digitalfieldlab.jpを設定
↓
WordPressが自動インストール
↓
管理画面へログイン
という流れで進められました。
FTPソフトを使ってWordPressを自分でアップロードするような作業はありませんでした。
初めてWordPressを作る人にとっては、かなり分かりやすい仕組みだと思います。
ロリポップもWordPress簡単インストールに対応
一方、ロリポップもWordPress簡単インストールに対応しています。
管理画面からインストール先ドメインやWordPress情報を入力することで、FTPを使わずにWordPressをインストールできます。
実際の医院サイトもWordPressで運用しています。
ですから、
「ロリポップは初心者には難しい」
ということではありません。
ただ、今回改めて新規サイトを立ち上げてみて、
ドメイン取得からSSL、WordPress設置まで一度に終わらせる
という点では、XServerのクイックスタートは非常に分かりやすいと感じました。
大きな違いはバックアップ
今回比較していて、個人的に重要だと感じる違いがバックアップです。
XServerでは全サーバープランで自動バックアップが提供されており、基本的にWeb・メールデータとMySQLデータベースを過去14日分保持しています。
WordPressで、
- テーマを変更した
- プラグインを更新した
- 設定を間違えた
- データを消してしまった
といったとき、バックアップがあるのは安心材料になります。
実際、Digital Field Labを作っている途中でも、テーマやプラグインの設定をかなり変更しました。
新しいサイトでは特に、設定を試す回数が増えるので、自動バックアップが標準であるメリットは大きいと思います。
ロリポップのスタンダードはバックアップに注意
2026年10月時点では、ロリポップの無料自動バックアップはハイスピード・エンタープライズが対象で、スタンダードでは標準提供されていません。
スタンダードで7世代バックアップを利用する場合は、有料オプションとして月額440円です。
そのため、スタンダードを使用するなら、
- WordPressバックアッププラグイン
- 手動バックアップ
- 有料7世代バックアップ
など、自分でバックアップ方針を決めておく必要があります。
医院ホームページは消えて困る情報が多いため、ここは特に重要です。
サーバー性能は?
スペック上では、
ロリポップ スタンダード
Nginx+Apache
SSD 450GB
XServer スタンダード
NVMe SSD 500GB
nginx
という違いがあります。
ただし、私は今回、
同じWordPressテーマ・同じ画像・同じプラグイン構成で速度を計測したわけではありません。
そのため、
「XServerの方が○倍速い」
といった評価はしません。
WordPressの表示速度は、
- テーマ
- プラグイン
- 画像容量
- キャッシュ
- PHP
- サーバー設定
などによっても大きく変わります。
今後、同条件のテストサイトを用意できれば、実測比較もしてみたいと思います。
独自ドメイン特典はXServerが強い
XServerでは契約条件を満たすと、対象ドメインの永久無料特典があります。
スタンダードでは .com、.net、.org、.blog などが対象です。
一方、.jpを永久無料対象にする場合はプレミアム以上が対象です。
Digital Field Labでは、
digitalfieldlab.jp
を使いたかったため、スタンダードを選びつつ .jp は別途取得しました。
ドメインの種類にこだわらなければ、無料ドメイン特典はXServerのメリットになります。
医院ホームページならどちら?
実際の歯科医院ホームページではロリポップを使用しています。
医院ホームページの場合、
- 診療案内
- 院長紹介
- 診療時間
- アクセス
- お知らせ
といったページが中心で、ニュースサイトのように毎日大量アクセスが発生するわけではありません。
そのため、一般的な医院ホームページであれば、ロリポップでも十分運用できると考えています。
特に、
できるだけランニングコストを抑えたい
場合には魅力があります。
新しくWordPressを始めるなら?
今回Digital Field Labをゼロから作った経験では、
XServerはかなり分かりやすかった
です。
特に、
サーバー契約
+ ドメイン
+ WordPress
+ SSL
をクイックスタートでまとめて設定できることが便利でした。
さらに自動バックアップが標準で付いているため、
「WordPressのことはまだよく分からない」
という初心者には安心感があります。
ブログ・アフィリエイトなら?
Digital Field Labのように、
- 記事を頻繁に追加する
- テーマ設定を変更する
- プラグインを試す
- 広告を導入する
- SEO設定を変更する
といったサイトでは、私はXServerを選んでよかったと感じています。
特にテーマやプラグインを触る機会が多いため、自動バックアップ標準という点は大きいです。
ロリポップが向いていると思う人
実際に使った経験から、ロリポップは次のような人に向いていると思います。
- 月額費用を抑えたい
- 医院・店舗のホームページを作りたい
- WordPressを普通に運用できれば十分
- 既にロリポップを使用している
- 長期運用を考えている
医院サイトのような比較的シンプルなWordPressサイトなら、有力な選択肢だと思います。
XServerが向いていると思う人
一方、XServerは、
- 初めてWordPressを作る
- ドメイン設定もまとめて済ませたい
- バックアップを標準で使いたい
- ブログ・アフィリエイトサイトを運営したい
- 将来的にサイト数を増やしたい
- テーマやプラグインを積極的に試したい
という人に向いていると思います。
私ならどう使い分ける?
現在は、
歯科医院ホームページ
ロリポップ+WordPress+TCD CURE
Digital Field Lab
XServer+WordPress+RE
という構成です。
今のところ、この使い分けはかなり合理的だと感じています。
医院HPでは、
長期運用・コスト・自分で更新できること
を重視。
Digital Field Labでは、
記事制作・SEO・アフィリエイト・テーマ変更・実験
を重視しています。
目的が違えば、適したサーバーも少し変わります。
結局、ロリポップとXServerどちらがおすすめ?
私自身の使い分けをまとめると、
| 目的 | 私なら選ぶ |
|---|---|
| 小規模な医院HP | ロリポップでも十分 |
| 費用重視 | ロリポップ |
| WordPress初心者 | XServer |
| バックアップ重視 | XServer |
| ブログ・アフィリエイト | XServer |
| 既にロリポップ利用中 | 無理に移行しなくてもよい |
| 新規で迷っている | XServerが分かりやすい |
ただし、これは
「XServerの方が絶対に優れている」
という意味ではありません。
既にロリポップで問題なくサイトが動いているのであれば、サーバーを変えるためだけに移行作業をする必要はないと思います。
私自身、実際の医院ホームページはそのままロリポップで運用しています。
今後は同条件で速度比較もしてみたい
現在はサイト構成が違います。
医院HPはTCD CURE。
Digital Field LabはRE。
そのため単純な表示速度比較はできません。
今後、架空の歯科医院デモサイトを作る際には、
- 同程度の画像
- 同じページ構成
- 同じプラグイン
など条件をそろえて、PageSpeed Insightsなどによる比較も行ってみたいと思います。
スペック表ではなく、
実際にどれくらい違うのか
まで検証できれば面白いと思います。
まとめ
私は現在、
ロリポップ
と
XServer
の両方をWordPressで実際に使用しています。
ロリポップのメリットは、
- 料金が安い
- WordPressに対応
- 医院サイトなどにも使いやすい
- 長期運用のコストを抑えやすい
こと。
XServerのメリットは、
- WordPressクイックスタートが簡単
- 自動バックアップが標準
- 容量やデータベースに余裕がある
- 新しいWordPressサイトを始めやすい
ことだと感じています。
私の場合は、
医院HP → ロリポップ
Digital Field Lab → XServer
と使い分けています。
今後はDigital Field Labで、
TCD CURE vs RE
REで歯科医院デモサイトを作る方法
なども実際に検証していく予定です。


